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Update:09/01/05
Text&photo:Kentaro Kawamura
Tytle:I take a picture at SAROBETSU wetlands of a new year.

今冬は今のところ積雪が少ない。 年始を迎えた2日目、サロベツを撮影に未だ夜が明けぬうちに走り出した。
3時40分で気温0度、この時期にしてはあたたかい。 となり街に入るがまだ夜明けまでは十分な時間があったので、
その街の豊富八幡神社に初詣に行った。 境内に足を踏み入れるのは初めてでしたが、
早朝の静寂と行燈のほの明るい雰囲気が新年の始まりをしみじみと感じさせます。

いつも通る上サロベツ原野を二分する道道444号線。 いまはただ冷たい風が吹きぬけるだけの雪原です。
この冬を乗り越えて、初夏にはまた色鮮やかな花々を魅せてくれることでしょう。

湿原の河は氷に閉ざされました。 悠々とした流れは、春が訪れるまでしばらくの沈黙が続きます。

年末年始は地元を離れ、日本海に面し切り立った海岸にひっそりと建つ温泉で過ごしました。
まわりの風景からは想像がつかない近代的な建物は、8年ほど前に建てられたらしく、吹き抜けのホール上階両側には客室があり、
会議室やイヴェントホールまで備えられていた。 温泉はナトリウム塩化物強塩泉で、露天風呂やサウナも完備し充実している。
レストランも多種なメニューがあり、隣にはバーラウンジが併設されていてゆっくりと寛げます。

和室にはロフトが設けられていて、部屋の半分が吹き抜けのような開放感があり、子供たちはよろこんでいた。
室内もとても綺麗で、洗面ブースはかなり広く満足できた。  館内を散策していると、
従業員がイヴェントホールを案内してくれたり、建築のあらましを教えてくれたりした。
今回は入られなかったが、夏季には併設プールを開放しているとのことで、いつかまた今度は夏に訪れてみたい温泉だった。

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